静動

理数科

【理数科 大学教員等による出前講座】 令和5年7月27日(木)

2年生理数科を対象に、夏季休業中の理数科特別講座として「大学教員等による出前講座」を実施しました。今回は、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)地熱事業部の坂口憲司先生と小田翔太先生をお迎えし、『地熱人材発掘講義』と題して地熱発電を初めとする地熱エネルギーの開発・利用に関する講義をしていただきました。JOGMECの坂口先生と小田先生には、昨年度より湯沢高校生向けの講義をお願いしています。昨年度はオンラインでの講義でしたが、今回は対面での講義を実施することができました。

今回の講義で、地熱エネルギーの活用は、実際に利用できるようになるまで長い年月が必要となることや、地域住民と事業者との相互理解が必要であることを学びました。将来的にこの中から、地熱エネルギーの側面から湯沢市に貢献できる人材が育ってくれることを期待してしまいます。

またこの日は、湯沢市の担当者の方々にも講義の様子を取材していただきました。この講義の様子は、近々湯沢市の広報にも活用していただける予定です。

 

【理数探究(課題研究)ガイダンス】

令和5年4月26日(水)7校時に、2年生理数科を対象に課題研究ガイダンスを実施しました。講師は昨年に引き続き、横手高校の博士号教員である瀬々将吏先生にお願いしました。

昨年度までは「課題研究」という科目名でしたが、今年度からは「理数探究」という科目名で実施しています。内容はこれまでと同じように、理数科の生徒がそれぞれの興味・関心によって物理、化学、生物、数学・情報の4分野に分かれて研究を行います。

今回のガイダンスでは、1年間に及ぶ理数探究のテーマ決定や研究の進め方を学ぶための初期指導をお願いしました。講義では、特に研究の目的や研究テーマの設定方法について、具体的な例を交えて指導いただきました。講義の後半では実際にインターネットを使って各自が興味のある分野の文献を検索してみました。一つの文献から次々と関連の文献が検索され、研究の奥深さの一端に触れることができました。

今後、各班で研究テーマを設定し、具体的な活動に入ります。

 

令和4年度理数科の活動

令和3年度理数科の活動

令和2年度理数科の活動

 

『究理』

【課題研究の成果】

湯沢高校の校歌にも登場する「究理」という言葉は、物事の道理や法則を明らかにするという意味があります。理数科課題研究(理数探究)はまさに「究理」の活動です。

これまでの研究の成果をポスター形式にまとめてあります。ぜひご覧ください。また、これから研究に取り組んでみたいという皆さんの参考になれば幸いです。

 

令和4年度

物理班「融雪剤を超える新たなチカラ」

化学班「全国のママさんを救え!墨汁をきれいに落とす!」

化学班「高校生の挑戦!植物からプラスチック~環境に配慮した素材をつくる~」

生物班「プール再利用の可能性について」

数学班「正方形を分割したくてしたくてたまらないあなたへ」

 

令和3年度

物理班「ダイラタンシーの緩衝材としての利用について」

生物班「カメムシを寄せ付けないために」

化学班「環境に配慮した再生チョーク」

生物班「プラナリアの記憶の継承範囲について」

数学班「パスカルの多角形」

生物班「腐食による食品ロスをなくす」

物理班「衝突球の反発係数が保たれているかの実験について」

 

令和2年度

生物班「コケを早く広く育てる方法」

化学班「自然素材を使用した染色」

数学班「ヒット&ブローの攻略法」

数学班「オセロの勝率を上げるには」

物理班「ペットボトルキャップを誰でも遠くに飛ばすには」

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